福島健康調査の計画案入手〜喜多方と会津は対照地域

東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、福島県民を対象に実施されいる「県民健康調査」について、福島県立医大は当初、国が指定した避難指示区域などの住民約17万人のみを健康調査の対象と設定し、喜多方市や会津若松市は疫学的な比較を行う対照地区と考えていたことが、OurPlanetTVが入手した資料でわかった。

OurPlanetTVが入手したのは、福島県が県民健康管理調査の検討会を開催する以前の「実施計画案」。2011年5月9日、5月12日、5月13日の日付の3種類があり、それぞれ少しずつ修正されている。公衆衛生が専門で、福島県立医大の放射線医学県民健康管理センター副センター長 安村誠司教授が作成した。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1764