2014/05/01 18:21【共同通信】
長崎大(長崎市)は1日、東京電力福島第1原発事故からの復興を進める福島県を健康、医療、福祉、教育面から支援する新組織「福島未来創造支援研究センター」を設置したと発表した。長崎大は事故直後から広島、長崎の被爆者医療の経験を生かした支援を続けている。担当者は「今後、避難指示区域が解除されていく中で、帰還する住民への支援に力を入れたい」としている。
センターは、住民に空間放射線量や被ばく線量の数値を説明したり、医学生や看護学生が放射能について学ぶ研修会を開いたりする。センター長には山下俊一副学長が就任した。