【研究課題名 】小児甲状腺癌の分子生物学的特性の解明
【研究期間】 平成25年12月~平成28年12月
【研究の意義・目的】
当院では、患者さんの診療とともに、診断や治療の向よを目指す新しい研究を行っています。 この研究は、小児甲状腺癌に生じる遺伝子変化の特徴を解明するものです。
【研究の方法】
(研究の対象となる方)
研究期間内に当施設および協力施設に受診・入院した手術適応となる 18歳以下の甲状腺癌患者さんのうち、研究参加の同意が得られた方が対象です。また、過去に手術を受け本学に手術標本が保存されている患者さんも対象となります。
(研究方法の概略)
手術時に切除された標本から癌組織と正常組織を採取し遺伝子 (DNA, c DNA)を抽出し、癌関連遺伝子の遺伝子異常について解析をします。甲状腺超音波健診を中心とした健康管理調査は、長期にわたって継続されるものです。したがって、手術標本から、遺伝子 (DNA, cDNA)を抽出し、 新鮮凍結標本と伴に保管・管理することが必要であると考えています。そのための、保管・管理する『組織パンク Jを整備します。ここに保管される試料等はすべて匿名化を行い、個人情報管理は厳重に行います。
【研究組織、研究機関名】
研究責任者 甲状腺内分泌学講座教授 鈴木眞一
主任研究者 甲状腺内分泌学講座准教授 福島俊彦
研究分担者 甲状腺内分泌学講座教授 鈴木悟
甲状腺内分泌学講座助教 水沼慶
甲状腺内分泌学講座助教 岡山洋和
器官制御外科学講座講師 隈元謙介
器官制御外科学講座助手 松本佳子
器官制御外科学講座助手 小林 祐介
https://www.fmu.ac.jp/univ/sangaku/data/koukai/1909.pdf