講演者(アルファベット順)
- 専門等:
- 環境科学、 放射線生物学
- 所属:
- 東フィンランド大学環境科学学科
- 専門等:
- 社会学
- 所属:
- テンプル大学、現代アジア研究所
- 専門等:
- 社会学
- 所属:
- パリ・ディドロ大学東アジア研究学部、 東アジア文明研究所(CRCAO)
- 専門等:
- 情報学
- 所属:
- 東京大学 大学院学際情報学府
© 松岡広樹
http://www.yobehir.jp
- 専門等:
- 原子核工学
- 所属:
- 京都大学原子炉実験所
- 専門等:
- 地域防災
- 所属:
- 関西学院大学災害復興制度研究所
- 専門等:
- 物理学
- 所属:
- ドイツ放射線防護協会
© Xanthe Hall, IPPNW
- 専門等:
- 高等教育論
- 所属:
- 至学館大学
- 専門等:
- 疫学・環境保健
- 所属:
- 岡山大学大学院環境学研究科
円卓会議 議長
- 専門等:
- 物理学
- 所属:
- ドイツ放射線防護協会
- 専門等:
- 宗教学・死生学・生命倫理学
- 所属:
- 上智大学神学部・グリーフケア研究所
東京大学名誉教授
キース・ベーヴァーストック
プロフィール
キース・ベーヴァーストックは、過去40年間、 最初は英国の医学研究委員会(MRC)で、そして1991年からはWHO(世界保健機関)の欧州地域事務所で、放射線の健康影響に関する分野に関わってきた。現在の研究分野は、理論生物学で,特に電離放射線がどのように生物システムに悪影響を与えるかということに焦点を絞っている。現在、東フィンランド大学の講師である。
カイル・クリーヴランド
プロフィール
テンプル大学日本校の社会学准教授。現代アジア研究所の設立ディレクター。政治社会学、人種・民族学、グローバリゼーションと日本文化研究を主要な研究・指導テーマとしている。
東日本大震災当時は、国際教育プログラムの責任者及び留学アドバイザーという立場上、外国人留学生たちの危機管理を担う。アメリカ国内の留学機関スタッフとの連絡調整や、原発事故の際は在日外国人留学生の国外避難の手配などに尽力した。
現在は福島原発における放射線評価に関する、政治レベルでの問題を扱った本を執筆中であり、日本国内の外国政府機関が日本政府と共同してどのように災害に対処したか、またこの災害の社会・政治面での影響などについて研究を行っている。
ポール・ジョバン
プロフィール
パリ・ディドロ大学東アジア研究学部准教授。中国語および日本語の両方で学士号を取得。慶応義塾大学で経営学修士号(1995)、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)で社会学博士号を取得(2001)。日本の集団訴訟と産業公害(水俣病および川崎・横浜地域の大気汚染)に焦点をあてたこの論文は渋澤・クローデル賞を受け、2006年に出版された。2007年から2013年にかけて、台北のフランス現代中国研究センター(CEFC)に研究者として、後に所長として勤務。産業公害および労働組織の変容の社会政治学および法的、人類学的な意味を、特に日本と台湾の事例に焦点を当てて研究。日本と台湾の原発労働者についての研究を開始したのは、日本学術振興会のポスドク給費研究者として一橋大学(東京)に在籍した2002年。このテーマについてフランス語、英語、中国語、日本語で雑誌に寄稿するとともに、多数の会議で論文を発表してきた。中心研究テーマは、原発労働者の健康問題と過酷な労働環境の密接な関係と、原子力施設の安全性に対するその影響である。
影浦峡(かげうら きょう)
プロフィール
1986年東京大学教育学部卒業,学術情報センター助手、国立情報学研究所助教授等を経て、現職。PhD(マンチェスター大学,1993年)。専門は言語とメディア、翻訳支援。著書にThe Dynamics of Terminology (Amsterdam: John Benjamins, 2002),『子どもと話す 言葉ってなに?』(現代企画室,2006),『3.11後の放射能「安全」報道を読み解く:社会情報リテラシー実践講座』(現代企画室,2011),The Quantitative Analysis of the Dynamnics and Structure of Terminologies (Amsterdam: John Benjamins, 2012)、『信頼の条件:原発事故をめぐる言葉』(岩波, 2013)など。オンラインの翻訳支援サイト「みんなの翻訳」(http://trans-aid.jp/)を運用している。
小出裕章(こいで ひろあき)
プロフィール
1949年生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒、同大学院修了。74年、京都大学原子炉実験所助手。2007年4月の大学教員の呼称変更に伴い、現在は助教。専門は放射線計測、原子力安全。伊方原発訴訟住民側証人。著書に『放射能汚染の現実を超えて』北斗出版1992(再刊:河出書房新社2011)、『隠される原子力=核の真実』創史社2010、『原発のウソ』扶桑社2011など
松田曜子(まつだ ようこ)
プロフィール
関西学院大学災害復興制度研究所研究員・特任准教授。2007年京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。NPO法人レスキュー ストックヤード事務局長を経て2012年より現職。市民参加型の防災まちづくり、災害ボランティア等に関する研究に従事。震災がつなぐ全国ネットワーク共同代表。
おしどりマコ
プロフィール
鳥取大学医学部生命科学科中退。その後芸人になる。東日本大震災後、取材活動を始める。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。公益社団法人自由報道協会理事。漫才協会所属。DAYS JAPAN編集委員。
セバスチャン・プフルークバイル
プロフィール
物理学博士。1947年生まれ。ドイツ放射線防護協会会長。ボンにあるオットー・フーク放射線研究所所員、欧州放射線リスク委員会(ECRR)理事。チェルノブイリ原発事故、福島第一原発事故を分析する多くのプロジェクトに参加するほか、事故周辺地域の子どもたちのリハビリ支援活動に参加。1990年、ベルリンで市民団体「チェルノブイリの子どもたち」を設立し、長年、ドイツ・チェルノブイリ支援協会(ミュンヒェン)の理事を務めていた。1989年に東独の民主化運動で最初に設立された市民団体「ノイエス・フォールム」の共同設立者のひとり。ベルリンの壁崩壊後のハンス・モドロウ政権で、何ヶ月にもわたって大臣を務め、東独のエネルギー政策改革と原子力発電所の全面閉鎖に向けた作業を担当した。1990〜1995年、ベルリン市議会でノイエス・フォールム選出の議員を務めた。
アレックス・ローゼン
プロフィール
医学博士。ベルリン・ブッフ小児病院小児科専門医。ドイツ・ベルリン在住。34歳。
2013年〜 IPPNWドイツ支部副会長
2004〜2008年 IPPNW理事会副会長
2012年・2013年 「WHOのフクシマ原発事故健康リスク評価に対する批判的分析 」の著者
2014年 「UNSCEAR 報告書『2011年東日本大震災後の原子力事故による放射線被ばくのレベルと影響』の批判的分析」の共著者
著作物(一部):
2012年WHO報告書の批判的分析(原文英語):
http://www.fukushima-disaster.de/fileadmin/user_upload/pdf/english/ippnw_analysis_WHO-report_fukushima.pdf
2013年WHO報告書の批判的分析(原文英語):
http://www.ippnw.de/commonFiles/pdfs/Atomenergie/Fukushima/WHO_Fukushima_Report2013_Criticism_en.pdf
2013年WHO報告書の批判的分析(日本語版):
http://www.ippnw.de/commonFiles/pdfs/Atomenergie/Fukushima/WHO_Fukushima_Report2013_Criticism_jp.pdf
UNSCEAR 報告書の批判的分析(原文英語):
http://www.fukushima-disaster.de/fileadmin/user_upload/pdf/english/Akzente_Unscear2014.pdf
UNSCEAR報告書の批判的分析(日本語版):
http://www.psr.org/assets/pdfs/2014-unscear-full-critique-japanese.pdf
宍戸俊則(ししど としのり)
プロフィール
1962年福島県伊達市梁川町生まれ。小中学校を梁川町で卒業後福島県立福島高校に入学、卒業。1982年立教大学文学部日本文学科入学1986年立教大学卒業。福島県立福島高校常勤講師。1987年福島県立高校教諭に採用され、双葉高校に赴任。以後、福島県立高等学校に勤務。2011年3月には福島県立福島西高等学校に勤務し、原発事故に遭う。7月福島県を退職し、福島県から北海道に自主避難。
谷岡郁子(たにおか くにこ)
プロフィール
1954年5月 | 大阪府生まれ |
1979年6月 | カナダ・オンタリオ州立トロント大学文理学部生物学科卒業(Bachelor of Science Honor) |
1985年3月~2005年11月 | 学校法人中京女子大学 専務理事 |
1986年6月~現在に至る | 中京女子大学(現 至学館大学)・同短期大学部 学長 |
1998年3月 | 神戸芸術工科大学大学院 芸術工学研究科博士課程修了 芸術工学博士 |
2005年11月~現在に至る | 学校法人中京女子大学(現 学校法人至学館) 理事長 |
2007年7月~2013年7月 | 参議院議員 福島第一原発事故以降、民主党原発PT事務局次長として被災者支援、事故原因の究明、脱原発の活動を続け、超党派で「子ども被災者支援法」を成立させた。 |
津田敏秀(つだ としひで)
プロフィール
津田敏秀:岡山大学大学院環境生命科学研究科・教授(専門分野:疫学・環境保健)
1958年生まれ、兵庫県姫路市出身
1985年岡山大学医学部医学科卒業、医師免許証取得
1989年岡山大学医学研究科修了、医学博士
1990年岡山大学医学部助手(衛生学)
同講師、岡山大学大学院医歯学総合研究科講師を経て
2005年岡山大学大学院環境学研究科教授(環境疫学)後、改組にて現職
島薗進(しまぞの すすむ)
プロフィール
最終学歴:
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。
職歴:
筑波大学哲学思想学系研究員、東京外国語大学助手・助教授を経て、東京大学文学部(大学院人文社会系研究科)宗教学宗教史学科教授。カリフォルニア大学バークレイ校留学(1984-85年)。1996年 シカゴ大学客員教授、1997年 フランス社会科学高等研究院(Ecole des Hautes Etudes en Science Sociales)招聘教授、2000年 チュービンゲン大学の客員教授、2006年 カイロ大学客員教授、2010年 カリフォルニア大学バークレー校フェルスター講義、2011年 ベネチア・カフォスカリ大学客員教授、2013年 東京大学大学院人文社会系研究科名誉教授。
主要著作:
『現代救済宗教論』(青弓社、1992)、『精神世界のゆくえ』(東京堂出版、1996、秋山書店、2007)、『現代宗教の可能性』(岩波書店、1997)、『時代のなかの新宗教』(弘文堂、1999)、『ポストモダンの新宗教』(東京堂出版、2001)、『〈癒す知〉の系譜』(吉川弘文館、2003)、From Salvation to Spirituality (Trans Pacific Press, 2004)、『いのちの始まりの生命倫理』(春秋社、2006)、『宗教学キーワード』(共編著、2006)、『スピリチュアリティの興隆』(岩波書店、2007)、『宗教学の名著30』(筑摩書房、2008)、『国家神道と日本人』(岩波書店、2010)『日本人の死生観を読む』(朝日新聞出版、2012年)
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